今回は当社で保有している真空熱処理炉の炉内雰囲気についてご紹介します。
一般的に工業炉での真空雰囲気とは、大気圧との比較で減圧状態であることをいい、一口に真空雰囲気といっても炉内圧力が大きく異なる場合があります。
例えば、当社で最も使用頻度の高い真空度の設定値は10Pa以下ですが、これは大気圧との比較で約1万分の1以下の圧力です。
当社の保有炉で最高の真空度は1×10^-5Pa台に到達し、大気圧の10億分の1以下になります。
一方、窒素やアルゴンガスといったガスを数Paから数10kPAまで流しながらの処理も承っております。
このように目的の真空雰囲気を作り熱処理を行う為には、実際にはいくつかの事前準備が必要です。また、投入するワークの清浄度にも影響を受けます。
特に高真空雰囲気下での熱処理をご要望の際は、事前にご相談下さい。
株式会社メタルヒート / ステンレス・真空熱処理 / 愛知県安城市
HP:http://www.sus-heattreatment.jp TEL:0566-98-2501
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