オーステナイト系ステンレス鋼の鋭敏化対策

オーステナイト系ステンレス鋼において、鋭敏化をさせないように熱処理を行うことはとても重要です。
鋭敏化は、およそ600℃~800℃の温度域に一定時間さらされることによって生じてしまう現象です。この温度域で製品を保持してしまうと、結晶粒界周辺にクロム炭化物が生成されます。耐食性のきもとなる不動態被膜の生成に重要なクロムが欠乏してしまい、本来の特性を得ることが出来ません。そのため、鋭敏化の生じる温度域をいかに素早く冷却させれるかが重要な要素となっております。
弊社の真空熱処理炉は、加圧冷却機構を備えており鋭敏化温度域を素早く冷却させることが可能です。最大10barの加圧冷却が行えますので、大物製品であっても鋭敏化させずに熱処理が可能です。(最大10barの冷却をご希望の際はお問い合わせ下さい)
・6bar・10bar真空炉
 有効加熱帯:□600mm×1050mm
 耐荷重:600㎏/グロス
・2.8bar真空炉
 有効加熱帯:□1300mm×1650mm
 耐荷重:1.500㎏/グロス

株式会社メタルヒート / ステンレス・真空熱処理 / 愛知県安城市
HP:http://www.sus-heattreatment.jp    TEL:0566-98-2501

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