64チタン(Ti-6Al-4V)について

みなさん、こんにちは。
メタルヒートです。

最近チタン材についての問合せを頂くことが増えてきましたが、中でも64チタンの溶体化処理及び時効硬化処理についてのものがかなりの割合を占めます。
64チタンは溶体化処理の冷却工程が重要で、冷却速度が不足していると充分な硬さを得ることができません。そのために一般的には水冷を行うのですが、水冷は通常大気中で行われるため材料の表面に酸化スケールが付いたり、窒化層が形成されたりします。
故に量産部品の最終工程間際で行うのが難しく なります。

この様な事情からメタルヒートの主力である真空炉の特性を充分に活かすことができず、現状は小型の実験炉で対応していますが、今後は需要を見極めた上で、この様な要求にもマッチングした設備の導入を検討していきたいと考えております。

メタルヒートでは、64チタンに限らず、チタン材の熱処理を承っておりますので、是非お問合わせ下さい。

株式会社メタルヒート / ステンレス・真空熱処理 / 愛知県安城市
HP:http://www.sus-heattreatment.jp   TEL:0566-98-2501

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